被災者のインデペンデンスデイ

3月11日2時46分札幌市内の古い建物の三階で13名のスタッフの現場陣頭指揮をとっていた。

古い建物だったので大きく建物が揺れ全員外へ避難。

車両に乗り込み一時待機。そこで見たテレビのNEWSは衝撃だった。

その日は社内も余震で騒然としてた、そして東北へ何か出来ないか社員達と余震の中話し合い

当社に眠る輸出用の中古毛布や寝具と発電機等を送る事を思い付く。

その夜、福島の小熊代議士に連絡すると通信状況が悪いので柿澤未途代議士を紹介される。

緊急的物資提供に快諾してくれた。(私は無党員です。)

みんなの党要望の大量の水や食料をかき集め、いろんな方が協力してくれて二日で発送できた。

世の中も救援物資を送り始めたので、次に必要な事は?っと考え続けていた。

北海道にも避難してきていると小さく新聞に出てた。

次の日、団地で作業中に避難されている家庭がいることを知った。

管理人さんが何もない部屋に入れるのを忍びなく思い、作業中だった我々に天井照明の提供を申し出たからだ。

その翌日は当社サイトへ「友人が避難してくるから何か生活用品を提供してあげて」っとSOSメールが届いた。

もう当社のリサイクルショップの商品を倒産しないギリギリのラインまで提供する腹はこの時点で決まっていた。

我々若手経営者の中では有名な札幌市のヤリ手課長に相談する。

家財道具提供のプラン作成が始まった。

その後実際に避難されて来られてすぐの家庭に行き、本当に家財道具ゼロの部屋と言う名の箱の中で待つ家庭に

トラック一杯分の家財道具を届ける。

命辛々逃げてきた方々に箱だけ与えるこんな仕打ちを!っと思った。

札幌市のヤリ手課長のみんなで助けようっと言う熱い言葉が無ければ市を敵に回し大騒ぎしていたと思う。

すぐにヤリ手課長に現状を報告し、物資だけは無く、親類友人がこちらにいない方の不安を取り除くには

民間の関心と、コミュニケーションが緊急的に必要と言い企画を立案。

二つ返事で協力の約束をいただき、4月9日「第一回ようこそあったかい道」で140名の避難されて来られた方と

食事を共にし、物資の提供も行った。当社以外の民間からも短期間で多くの物資が集まった。

そこでボランティアスタッフが見たのは、涙・涙・涙。

感謝の涙、同郷の方々が避難先札幌で出会った互いの生を確認する感動の涙、暖かい食事への感動の涙、震災の恐ろしい体験を初めて口に開け零れ落ちる涙。

すぐに第2回を開催し、第3回からは札幌市も共催に加わり、北海道も積極的に協力してくれ、青年会議所や札幌弁護士会も加わり、いつしか先に避難されて来た方も我々実行委員の中に加わっていた。

この先はきっと行政や他地域からドンドン来道者の為に旗を挙げてくれると私は信じている。

次に必要な事は何か?

それは受入のイベントだけでは足りないことだ。

もっとコミュニティを促進でき、彼等自体の連帯感を向上させ、さらに与えられるだけは無く自ら収入を作り、ここ北海道で自立する為のきっかけ作りだ。

そして既に何もすることが無く精神的にダメージを受け始めている人が増えていることを知っていた私は焦る。

無理を承知で素早い行動が必要だと自分に言い聞かせる。

今週の金曜から日曜まで、避難されてきた方11家庭(現在確定数のみ)が、本郷商店街の桜祭りと同時開催の【第一回みちのくあったかい道】っという祭りで自ら出店する。

しかし私の懸念は皆さん「我々の手でやろう!」っと言ってくれてはいるが、皆さん素人でしかも高齢者が多い事だ。

90歳近い方や杖をついた方まで、この祭りの最前線で活路を見出そうとしてくれている。

小さな祭りになるかも知れない、赤字になり私の会社で責任を取らなければいけないかも知れない。

高齢のスタッフの方がこの祭りが原因で命に係わることになるかも知れない。

リスクは充分にある。

しかし、それを実行するに至ったのは、北海道の皆さんの愛を信じているからだ。

手伝ってくれる方もまだ不足している、宣伝もまだまだ何も進んでない。

どうか道民の皆様、この私と避難されてきている方数千名に、あったかい光を与えてください。

一緒に熱くなって下さい。

北海道の未来は、今週末扉を開けるかどうかで変わってくると私は思います。

「へぇーこんな頑張ってる人もいるんだぁー」ではなく、自分もプレイヤーになって下さい。

友達を集めて買い物に来る、原材料を提供する、手伝いに来る、何でも構いません。

公務員もメディアも社長も高齢者も、みーんなで自分の為にも一歩踏み出そう!

【みちのくあったかい道】 http://benriyablog.com/?p=1186 問合せ先:011-859-6445 当社担当:本間



※写真提供 写真家:原田直樹

“被災者のインデペンデンスデイ” への1件の返信

  1. 全く同感です。

    さらに広く声掛けをします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*